クリニックニュース

2024.08.20更新

世界保健機関(WHO)の組織、国際がん研究機関(IARC)は、2011年5月、携帯電話の頻繁な利用によって悪性脳腫瘍が引き起こされるリスクが高まる恐れがあるとの見解を示し、消費者に対して影響を最小限にとどめるように促しました。欧米では、子供が携帯電話を持つ年齢を制限し、携帯電話やコンピュータなどによる電磁波障害について問題視しており「携帯電話で脳腫瘍が発生した」という理由で裁判になるケースも挙げられています。またイギリスでは全国の学校に「携帯電話の使用禁止。子供の頭は骨が薄く、細胞の伝導性も高いため、電磁波エネルギーを吸収しやすい。子供は成長途上であり、電磁波攻撃から保護されるべき」との通達を出しています。ところが日本では携帯電話の使用をそこまで問題視していないのが実情です。 
実は携帯電話を使用すると、電磁波はアンテナから放出されて脳に吸収されます。小児の脳は成人の脳よりも、より多くの電磁波を吸収してしまいます。(下記参照)

電磁波

※米国ユタ州立大学オム・ガンディ博士によって行われた研究からのもので、頭蓋骨に浸透する電磁波を現わしたものです。各年齢層の電磁波吸収率は5歳児75%、10歳児50%、成人25%と発表されています。

       ■■■電磁波の影響として危惧される病気や症状■■■
 ・白血病 ・癌 ・脳腫瘍 ・神経障害 ・染色体異常 ・DNA損傷 ・頭痛
 ・異常出産 ・免疫低下 ・自閉症 ・皮膚の老化 ・イライラ感 ・倦怠感
 
電磁波は、家庭の中ではテレビやパソコン、電子レンジ、IHクッキングヒーターからも発生していますが、携帯電話は常に持ち歩き、触れているので特に注意が必要です。対策としては、携帯電話がonの時にはポケットに入れず、バッグに入れる習慣をつけることや通話時はイヤホンマイクを使うこと、会話は短めに済ますなど徹底しましょう。電磁波対策グッズなどの活用もお勧めです。また電磁波によって、発生した活性酸素除去や神経を刺激する害から逃れるためにも、バランスの摂れた栄養素摂取が不可欠です。

 

ナチュラルクリニック代々木 ※クリニックニュース Vol.10 掲載記事

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