クリニックニュース

2020.03.16更新

 現在、日本をはじめ世界中で関心の集まる「新型コロナウィルス」ですが、除菌アルコールやマスクが不足しており、感染予防への不安や混乱が続いています。しかも、流行は長期化する可能性も出てきており、暫くは「新型コロナウィルス」と向き合っていかなくてはいけません。
 マスク着用は、感染予防効果より感染者の飛沫感染予防としての効果が大きく、感染予防には手やドアノブ、室内や携帯電話などのこまめな除菌が必要となります。消毒用アルコールが不足している中、ナチュラルクリニック代々木の院内においても使用している「次亜塩素酸水」をご紹介します。

 

~次亜塩素酸水とは?~

殺菌料の一種であり、塩酸又は食塩水を電解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液。わが国では平成14年6月に食品添加物として指定されており、 使用基準及び成分規格が定められている。今回、製造技術の進歩等を踏まえ、成分規格の一部を改正( 微酸性次亜塩素酸水・弱酸性次亜塩素酸水の2種の成分規格改正)しようとするものである。
(厚生労働省のHPより)

厚労省の認可も受けており、医療分野では医療機器や院内の消毒、食品分野では食品添加物の「殺菌料」として使われています。

 先日、仙台市青葉区にある松澤蒲鉾店において、工場で生成し、魚介類や製造器具の除菌に使用している「次亜塩素酸水」の無償配布を始めたことが話題になりました。「次亜塩素酸水」は、「新型コロナウイルス」に対する有効性は確認されていませんが、大腸菌やインフルエンザウイルスなどに除菌効果が認められています。コロナウイルスとインフルエンザウイルスは粒子構造が非常に似ていることから、「新型コロナウィルス」に対する有効性が期待されています。

 また人体や環境への影響も少なく、ペットや乳幼児のいるご家庭でも安心して使用できます。アルコール除菌に比べて弱酸性の「次亜塩素酸水」は手荒れの心配も少なく、頻繁に手の消毒として使用することが出来ます。

その他、ダニや花粉に含まれるアレルギー症状を引き起こす「アレル物質」の除去や、靴下のにおい、加齢臭、肉や魚の腐敗臭、生ゴミのにおい、おむつやペットのにおいの消臭にも使用されています。

 

~使い方~

 次亜塩素酸水は、生成機により作るタイプやそのまま使用する液体タイプ、希釈して使用するタイプなど色々なものがあり、濃度により使用目的や用途を使い分けます。

 

次亜塩素酸水濃度

 ★ナチュラルクリニック代々木★

 

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