クリニックニュース

2025.06.10更新

【湯】第10秘訣 お風呂の入り方

「一日の疲れをお風呂で癒す」…バスタイムがリラックスのひとときと感じている方も多いでしょう。お風呂の入り方にも実は秘訣があり、自分の状態に合わせた入り方を選び、その日の気分で色々な入り方を試してみましょう。


【お風呂の温度】
■ ぬるめのお湯でゆっくり入る…副交感神経を刺激し、体は休息状態になります。ストレスの解消やリラックス効果が高いので、睡眠前に有効です。
■ 熱い湯にさっと入る……………交感神経を刺激し、体は活動状態に導かれます。起床時や気分を高めたいとき、腰痛、生理痛のときに有効です。

【全身浴と部分浴】
 日本人は、肩まで浸かる全身浴が一般的ですが、状態に応じて部分浴を取り入れてみましょう。
■ 半身浴…体の半分だけ浸かる入浴方法です。心臓の負担が少なく、長く入ることが可能なので新陳代謝を活発にし、血行を促進します。冷え性にも効果があります。
■ 足浴……足だけ浸ける入浴方法です。足がむくんだとき、だるいとき、しもやけなどに効果があります。
■ 手浴……手首の上だけ浸ける入浴方法です。手や腕が疲れているときに最適です。
■ 顔浴……洗面器に熱い湯を入れ、顔に蒸気をあてる方法です。毛穴を開き、肌に潤いを与えます。
■ 座浴……おしりのみ浸かる入浴方法です。便秘解消、膀胱炎、痔疾患などに有効です。

【入浴剤を利用しよう】
 全身浴でも部分浴でも、香りを楽しみながら入浴するひとときは、リラックス効果が高い入り方です。たまには自分の好きな香りを取り入れたお風呂に入りましょう。また市販の入浴剤を利用する方法もあります。バスタイムが待ち遠しく感じるような、楽しくなる工夫をしましょう。

■ エッセンシャルオイル…自分のお気に入りの香りを数滴入れます。
■ 牛乳……………………………ミルクバスとして入浴剤でも商品化されていますが、牛乳でも代用できます。肌を保湿し、美肌を保ちます
■ 酢・レモン汁………………酸性の液体は、石鹸などの洗浄剤でアルカリ性に傾いた肌を、正常なPH値に導きます。
■ 蜂蜜……………………………大さじ1杯位をよく溶かして用います。肌を保湿し乾燥から守ります。
■ 米ぬか…………………………綿等の小袋に米ぬかを入れ、お風呂に浮かべます。手で揉むと薄い乳白色のお湯になります。やわらかい湯あたりで乾燥から肌を守ります。
■ 日本酒…………………………コップ一杯程度(量は適宜)を湯船に入れます。毛穴が開き、新陳代謝が活発になるので肌がなめらかになります。

 お風呂

ナチュラルクリニック代々木 ※クリニックニュース Vol.16 掲載記事

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