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2017.02.28更新

3月に入り、ひな祭りも過ぎた頃になると、カラフルな卵の置物やウサギの小物を日本でもちらほらと見かける様になります。けれども、それって、何?と不思議に思っている方も多いのでは…。

実はこれ、カトリックの祝日「イースター」にちなんだものなんです。日本でもディズニーのイベントなどで少しずつ知られる様にはなってきていますが、まだそれ程には知られていないですよね.でも、実はキリスト教徒にとっては、クリスマス以上に重要な意味を持つ祝日なんです。

 イースター

イースターは、十字架に架けられて絶息したイエス・キリストが3日目によみがえったことを祝う日で、祝日としての歴史はクリスマスよりずっと古く、紀元325年の世界教会会議で定められたそうです。
日本語では「復活祭」と呼ばれています。

イースターはクリスマスと違い、日付が毎年変わります。
「春分の日(3月21日)の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」と定められています。年によって1ヶ月位ずれる事になります。2017年は4月16日になります。

現在、日本や多くの国で使われているグレゴリオ暦を用いている西方教会(カトリック・プロテスタントなど)はこの日にイースターを行います。東方教会(ギリシャ正教など)は、ユリウス暦を使って計算しているため、別の日にイースターを祝います。ちょっと計算が難しい上、日付も変動するので、日本ではなかなかイースターが馴染みにくいのかも知れないですね。

 十字架

イースターという名前は、ゲルマン神話の春の女神である「Eostre(エオストレ)」に由来していると言われています。さらに、ちょうどイースターが、芽吹き、新しい生命が誕生する新春の時期と重なるので、春の訪れをお祝いするという意味合いも持っているそうです。イースターには色紙やペイントで彩ったカラフルな卵「イースターエッグ」をクリスマスの様に木に飾ったり、家族や友人で集まって、ご馳走を食べたりプレゼントを入れたチョコレートの卵を交換したりしてのんびり過ごしながらお祝いします。

卵は、殻を割って生まれてくる様子がキリストの復活を象徴していると言われています。イースターには、庭に卵や卵型のお菓子を隠して子どもに探させる「エッグハント」(egg hunt)を行います。私も昔、旧東ドイツの友人宅で子供たちと一緒にエッグハントをやった事があります(*'ω'*) 春のうららかな日差しと共に素朴ながらとても楽しかった懐かしい思い出です。エッグハントの他に,丘の上から卵を転がす「エッグロール」(egg roll)や卵をスプーンにのせ、落として割らないようにして、誰が一番にゴール出来るかを競う「エッグレース」(Easter Egg Spoon Race)などもあります。ホワイトハウスでも毎年恒例の行事で行われている様ですが、果たして今年も行われるのでしょうか…(;'∀')

また、イースターエッグを運ぶうさぎを「イースターバニー」と言います。イースターには欠かせない存在で、多産である事から豊穣のシンボルとされています。

エッグアート

~作り方~

①いつも通りに茹で卵を作る

②ポスターカラーで全体に色を塗る

③模様を描いたり、リボンやレース、ビーズなどお好みの飾りを卵の表面に立体的に貼って3Dデコを楽しんでも素敵です!卵をカラフルに仕上げてオリジナルのイースターエッグを作ってみましょう
 
☆塗料や接着剤が気になる様でしたら、ダーマトグラフや食べられるクレヨン、マスキングテープなど色々活用してみて下さいね(*'ω'*)眺めて楽しんだ後は、みんなでワイワイと茹で卵パーティーをしてみてはいかがしょう

 うさぎ

 

 ナチュラルクリニック代々木

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