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2019.04.01更新

厚生労働省の調査によると、認知症患者数は2015年で262万人、2020年には292万人、2025年には700万人を上回り、65歳以上の5人に1人が罹患すると推測されています。


認知症は主に下記のタイプに分かれます。

・アルツハイマー型認知症
・脳血管性認知症
・レビー小体型認知症
・前頭側頭型認知症    など

この中で、最も多いタイプはアルツハイマー型認知症です。
この原因はアミロイドβタンパクの蓄積(老人斑) やアセチルコリンの不足などと考えられていますが、認知症を発症する20年ほど前から、アミロイドβタンパクが脳内に蓄積されはじめていると考えられており、それに伴って脳細胞が損傷して神経伝達物質の分泌量が減少、脳の萎縮が引き起こされて、認知機能の低下につながると考えられています。
つまり、認知症を発症する20年前からすでに認知症予備軍は多く存在しているということになります。
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認知症予備軍のMCIとは?
MCI(Mild Congnitive Impairment:軽度認知障害)とは、健常者と認知症の中間にあたる段階(グレーゾーン)のことを指します。これは、認知機能に問題は出ているが、日常生活には支障がなく、自立した生活が送れている状態です。厚労省は2018年時点で、認知症とその予備軍とされるMCIの人口は、862万人存在するとし、これは65才以上の4人に1人の割合です。


MCI状態になっても必ずしも認知症になるわけではなく、2017年に国立長寿医療研究センターが行った検査によると、MCI患者を4年間追跡したところ、16%は認知症に進み、46%は正常に戻る結果が出ました。
そのため、認知症の発症をくい止めるには、MCIの状態で、本人や家族、周りの方が異変に気が付き、食生活の改善や運動習慣、認知トレーニングなどの生活習慣を励行することが大切です。


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認知症の検査方法には?
一般的に、認知症は医師による問診やMRIやCT、PETなどの脳の萎縮や血流分布の画像、認知機能テストの他、脳波などにより総合的に診断されます。
認知症の場合、画像検査では脳の萎縮が確認できるケースが多いですが、MCIの状態では萎縮まで進んでいないケースも多く、診断されにくいのが現実です。

また、脳波検査のみでは、認知症の診断は困難ですが、認知症の方の脳波はα波の徐波化、振幅低下、出現頻度の低下、不規則などが挙げられます。

さらにアルツハイマー型認知症と診断された方は脳波データの結果に類似点があるとされます。
そのため、ご自身の脳の活動状況を測定することにより、認知症の傾向性を解析できると考えられます。

当院では、脳波解析方法としてNATESAS検査 を行っております。
その結果に併せ、生活状況に併せた食事やサプリメントを提案致します。
検査方法の流れに関しては、こちら をご覧になり、ご不明な点はお問い合わせください。

 

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