クリニックニュース

2020.03.25更新

こんにちは。今回のブログは臨床例をご紹介したいと思います。
今回は発達障害の傾向性のある男児の症例です。


臨床例

T・K君 3歳(初診時)

<主訴>
親戚に当院を紹介され,両親と一緒に受診。1歳までは寝ている時間が多く
おとなしかった。1歳半健診で、おもちゃに興味を示さず遊ばないことを指摘
される。その後、療育センターに相談し、親子教室へ通ったが変化が見られ
なかった。2歳半から週3日で支援所に通園している。
便秘傾向で鼻水がいつも出ている。
親の注意を聞くことが出来ず、じっとしていられない。すぐ車道に飛び出し
たり高い所に登ったりするため、親は目が離せない。

<内服>
なし。初診1ケ月前よりサプリメントを摂り始めている。

<治療方針>
leaf 毛髪検査を行い、症状や過不足の栄養素等の傾向性を確認する。
leaf 食事の内容を見直し、不足している栄養素に関しては、経過観察を行いながら
  サプリメントでの補完を行う。
leaf 食事内容と併せて腸内環境を早期に整えていく。

<症状改善へのポイント>
● 毛髪検査の結果から機能性低血糖症が診られたため、食事の中の糖質
  や間食のお菓子に注意する。
● 乳酸菌の不足や腸内環境の乱れが診られたため、原因となる食材をできる
  だけ避け、乳酸菌などのサプリメントを補完する。
● 自閉症傾向や脳ストレスのマイナス傾向が診られるため、神経組織の立て直し
  や細胞膜のはたらきを整える。


<食事内容>


<来院時>
朝:パンが多い。 シリアル、卵、フルーツなど
昼:麺類など
夜:玄米を取り入れ始めている。味噌汁、野菜、肉。
     魚はほとんど食べていない。
間食:おせんべい、クッキーなど 
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<食事指導後> 
● パンや麺類などの小麦製品、乳製品は出来るだけ控える。
● 間食は糖質の多いものは減らし、たんぱく質のものを摂り入れる。
● 魚を食べる回数を増やす。
● 血糖値の急上昇を防ぐため、食べる順番に注意する。

<サプリメント>
flagKリゾレシチン
flag糖鎖栄養素
flagDHA/EPA
flagGABA
flagビタミンB群


<治療の経過>
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1か月後  便秘が改善され、ほぼ毎日便が出ている。
     便の臭いも臭くなくなって色もよくなった。
     鼻水は止まっている。
     外出先で以前はすぐに走り回っていたが、椅子に
     座って待つことが出来る様になった。
     発語はまだ見られないが、音としては認識している。
     表情は穏やかで不安そうな様子はなし。
     医師との手遊びもしっかりと集中して行っている。
     こだわりが強く出る様になった。
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2か月後 便通は安定している。集中力はある。
     成長に伴ったこだわりがでていると療育センターの先生に言われた。
     歌にあわせて手遊びなどはよくやっている。
     発語が少しずつ増えている。「やだ」などと意思表示をする
     場面が増えた。家では、今まで通り危ないこともするが、療育センター
     では先生のいう事を理解し、危ないことはやらない。
     魚を最低でも一日おきに食べる様になった。
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4か月後 多動の症状は母からみると変化は感じないが、久しぶりに親戚が集まった際に
     「随分落ち着いた」と指摘された。電車に乗っている時は、混雑していても
     じっと立っていられる様になり、椅子に座っていても動き回ったりぐずったり
     しなくなった。大勢の前で何かをする様なことは苦手だったが、療育
     センターのお遊戯会では皆の前で手遊びなどを上手に行う
     ことが出来た。家の中と外の態度を使い分けられている。
     発語がだいぶ出る様になった。言葉として出てこないが、こちらの
     質問の内容は十分理解している。糖質の摂取量はまだ多い様子。


来院から1年半ほど経過していますが、発語も順調に増えており、少しずつ周囲を
見ながら自分の行動を判断できる様になっています。また、他の子とのコミュニ
ケーションも上手にとれる様になってきたそうです。初診で来院された頃は、お母様も
疲れ切っている様子でしたが、その後、来院される度にお母様の表情が明るくなり、身体
的にも楽になっていると仰っていました。
今後も成長の過程と合わせて食事や栄養のバランスがとれる様、診察を通してサポート
させて頂きたいと考えています。

 

看護師 上川合史子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020.03.16更新

 現在、日本をはじめ世界中で関心の集まる「新型コロナウィルス」ですが、除菌アルコールやマスクが不足しており、感染予防への不安や混乱が続いています。しかも、流行は長期化する可能性も出てきており、暫くは「新型コロナウィルス」と向き合っていかなくてはいけません。
 マスク着用は、感染予防効果より感染者の飛沫感染予防としての効果が大きく、感染予防には手やドアノブ、室内や携帯電話などのこまめな除菌が必要となります。消毒用アルコールが不足している中、ナチュラルクリニック代々木の院内においても使用している「次亜塩素酸水」をご紹介します。

 

~次亜塩素酸水とは?~

殺菌料の一種であり、塩酸又は食塩水を電解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液。わが国では平成14年6月に食品添加物として指定されており、 使用基準及び成分規格が定められている。今回、製造技術の進歩等を踏まえ、成分規格の一部を改正( 微酸性次亜塩素酸水・弱酸性次亜塩素酸水の2種の成分規格改正)しようとするものである。
(厚生労働省のHPより)

厚労省の認可も受けており、医療分野では医療機器や院内の消毒、食品分野では食品添加物の「殺菌料」として使われています。

 先日、仙台市青葉区にある松澤蒲鉾店において、工場で生成し、魚介類や製造器具の除菌に使用している「次亜塩素酸水」の無償配布を始めたことが話題になりました。「次亜塩素酸水」は、「新型コロナウイルス」に対する有効性は確認されていませんが、大腸菌やインフルエンザウイルスなどに除菌効果が認められています。コロナウイルスとインフルエンザウイルスは粒子構造が非常に似ていることから、「新型コロナウィルス」に対する有効性が期待されています。

 また人体や環境への影響も少なく、ペットや乳幼児のいるご家庭でも安心して使用できます。アルコール除菌に比べて弱酸性の「次亜塩素酸水」は手荒れの心配も少なく、頻繁に手の消毒として使用することが出来ます。

その他、ダニや花粉に含まれるアレルギー症状を引き起こす「アレル物質」の除去や、靴下のにおい、加齢臭、肉や魚の腐敗臭、生ゴミのにおい、おむつやペットのにおいの消臭にも使用されています。

 

~使い方~

 次亜塩素酸水は、生成機により作るタイプやそのまま使用する液体タイプ、希釈して使用するタイプなど色々なものがあり、濃度により使用目的や用途を使い分けます。

 

次亜塩素酸水濃度

 

 

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