クリニックニュース

2017.12.18更新

栄養療法で診る不妊・不妊症


【 日本産婦人科学会では、不妊症の定義を 】

① 避妊せずに子作りをスタートしても妊娠しない
② その期間が1年以上

と、しています。従来は、2年間妊娠しない時に不妊症と定義していましたが、2015年よりその期間が1年と変更になりました。
近年では晩婚化や仕事等で出産年齢も高齢化しており、それを考慮した上での改定です。

妊娠

不妊と一言で言っても卵子、精子、母体、生活習慣など、その原因も個体差があります。
ご自身にとって何が問題なのか、何に留意していけばよいのか、それを探っていく事が妊娠に繋げる一番の近道です。

・タイミングを実践しても妊娠に繋がらない
・高度生殖医療へのステップアップによる負担を少なくしたい
・高齢での妊活なので、体調をしっかり整えて治療に臨みたい
・子宮内膜や卵巣機能を上げ、質のよい生命力のある卵子にしていきたい
・不妊治療によるホルモン剤の副作用を最小限にしていきたい
・不妊治療でなく、自然に妊娠したい

など、その願いや治療状況も様々です。卵管閉塞や着床障害、無精子症や精索静脈瘤など、検査を受け、外科的な治療が必要な方もいらっしゃいますので、すでに1年以上妊活中の方は、まずは不妊治療の専門医に相談されるのがよいでしょう。
それと同時にご夫婦ともに体調を整えて臨む事が必要不可欠です。まずは妊娠しやすい体質に整え、そして出産まで胎児が元気に育つ体内環境を整えるための身体の土台を作っていく事が非常に大切です。

しかしながら多くの不妊治療の医療機関では、治療のプロセスが煩雑で、細かい栄養指導までなされていないのが現状です。

栄養療法に於いての不妊へのアプローチは、不妊治療専門医の直接的な治療とは異なりますが、体内の栄養やホルモンバランスを整える事により、質の良い卵子を育て、子宮内膜を安定させ、妊娠に備えた身体づくりを実践していきます。

妊娠を実現するためには、質の良い卵子と精子が出合い、生命エネルギー溢れる受精卵に繋げる事が絶対条件です。
卵子と精子が元気に育っていくために必要不可欠な栄養素が タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素です。


5大栄養素

 

 これらの栄養素が各々に卵子や精子の材料になり、細胞が分割、成熟するためのエネルギーとなって働き、また、卵子や精子の生育の妨げになるものも排除してくれます。これらの栄養素の中でどれか1つでも過不足をおこすと、血流が悪くなったり、代謝障害などの不調をきたし、受精卵が成長する心地よい環境が損なわれてしまいます。最新の遺伝子研究では、妊娠前から妊娠初期の母体の栄養状態が産まれてくる赤ちゃんの将来的な健康にまで影響を及ぼす事も明らかになってきているのです。

 


細胞を元気にするために必要な栄養は?

細胞の主成分は、リン脂質、タンパク質、コレステロール、水分です。これは、母体のみでなく、卵子、精子の材料そのもので、、受精卵が分割、成熟するためのエネルギーにもなります。どれか1つでも栄養素が不足すると、代謝が阻害され受精卵が成熟するための条件や環境が損なわれ、結果的に生殖能力が低下してしまいます。
ですから、これらの栄養素をしっかりと摂る事で、
妊娠、出産に向けての条件を整え、最良の環境作りをしていけるのです。

clover リン脂質

細胞や身体の基礎を整える上で重要な働きをしています。細胞膜を形成する成分の1つで、その約半分を担っており、水と油をなじませる性質があります。また、アセチルコリンという神経伝達物質の原料でもあり、精神を安定させたり、記憶力や集中力を高める働きもあります。また、体内で脂肪がエネルギー源として使われたり蓄えられたりする際に蛋白質と結びついて血液中をめぐります。
リン脂質の中でも、よく知られているのがレシチンです。不足すると、本来の細胞膜の働きである栄養素の取り込みや代謝がスムースに行われなくなったり、血管内にコレステロールがたまって動脈硬化や糖尿病へのリスクに繋がってしまいます。
レシチンは大豆や卵黄に豊富に含まれます。

 

clover タンパク質

筋肉、皮膚、ホルモン、免疫体など、身体の重要な構成要素です。エネルギーの源であり、栄養を蓄えたり運んだり、免疫を高めたり、生命を維持していくために、なくてはならない栄養素です。
肉、魚、卵、大豆製品に多く含まれます。

 

clover コレステロール

リン脂質と同様に細胞膜を形成する成分の1つです。身体に負担をかけるものと思われがちですが、細胞膜を作るためには必要不可欠な成分です。ホルモンの原料でもあり、エストロゲンやプロゲステロンもこれに含まれます。また、脳の情報をスムースに伝達する役目もあり、脳の神経線維を覆う膜状の成分でもあります。
不足すると、細胞膜の栄養の取り込みや代謝が機能しなくなり免疫力の低下にも繋がります。

clover ビタミン・ミネラル・食物繊維

体内でタンパク質や脂質、糖質などを調節したり、タンパク質の合成を促すために必要な栄養素です。体内で作る事が出来ないため、バランスよく補完される事が必要です。
鉄は、月経がある女性にとっては不足しやすい成分ですし、亜鉛は、女性ホルモンの分泌を促してくれます。

ビタミンB9の葉酸は、妊娠初期における胎児神経管閉鎖障害を予防し、
胎児の成長には不可欠です。
食物繊維は、栄養の吸収
これらの栄養素は日頃から不足しがちなので、妊娠前からしっかりと補完していきましょう。

 


 

身体に必要な栄養素を食事を主体にして、必要があればサプリメントなどで補完を行い、バランスを整えていきます。

バランスのとれた食事を摂る事はもちろんですが、リラックスできる時間作りや適度な運動、十分な睡眠、もとても大切です。
また、身体の冷えは、血液循環も悪くなり、ホルモンバランスやAMH値、子宮内膜の厚さ等、様々な影響を及ぼします。日頃から身体を冷やさない服装や、しっかりとお風呂で身体を温めるなどの生活習慣にも留意し、健康な体作りのためにご自身で出来る事を実践していきましょう。ただし、サプリメントの単体使用や栄養補完を独自の判断で行うとリスクを伴う場合があります。専門の医療機関に相談されたり、サプリメント会社のカスタマーサービスなどにお問い合わせされるとよいでしょう。

図2

当クリニックでは、食事や栄養のサポートはもちろんですが、ご自身の不足している栄養素やホルモンバランス、代謝の程度や腸内環境等の傾向性を髪の毛で調べるPRA検査を実施しています。

http://www.natural-c.com/infomation_qrs/

また、細胞膜の主要成分で栄養の吸収や代謝を高めるレシチンや、卵が受精する際に必要な糖鎖などを用いながら、細胞レベルから身体を整える治療を実践しております。
詳しくは、お気軽にクリニックへお問い合わせ下さい。

☆ 看護師:上川合史子 ☆

 

 

 

 

 

 

 

2017.05.24更新

通常、一般的ながん治療としては、手術などの外科的治療や薬物療法(放射線治療、抗ガン剤)が行われますが、副作用を伴ったり、健康な細胞のダメージも大きい事から、もっと人間の自然治癒力に働きかけて、心と身体のバランスを回復させようという療法も行われています。代替療法もその様な概念の一つの分野です。

代替療法とは、病院の一般治療を補ったり、その代わりに行う療法の事です。補完代替療法などとも言われています。
そして、一般の病院での西洋医療と代替療法を組み合わせ、よりよい治療効果を目指していくものを統合医療と言います。

代替療法

 一言で代替療法と言っても、古くからの民間療法もあれば、学会で発表され、医学的裏付け(エビデンス)のあるものや、免疫療法の様な先進医療の分野としての治療もあり、かなり多岐にわたります。

 しかし、日本では、一般の病院で代替療法を勧められる事はまずほとんどありませんので、患者さんやご家族が自主的に情報収集して治療に取り入れるか検討していく事になります。

代替療法

当クリニックでも、がんに有効な栄養療法や、いくつかの治療を行っていますが、今回はその中の高濃度ビタミンC点滴療法をご紹介します。

 点滴

 

高濃度ビタミンC点滴とは・・・

1970年代にノーベル賞受賞者のポーリング博士らが、がん患者にビタミンCの大量投与が有効であると発表しました。そして、2005年にはアメリカ国立衛生研究所が高濃度のビタミンC点滴が、がん細胞に直接働きかける効果があると発表しました。血中のビタミンC濃度を上げる事で直接腫瘍をアタックするという治療です。非常に強力な抗酸化作用を発揮して、大量のフリーラジカルを一掃します。正常な細胞は過酸化水素を中和しますが、がん細胞は中和出来ず、死滅してしまうという性質を利用したものです。

炎症を調整してくれたり、コラーゲンを生成して癌細胞を囲い込んでくれたりする作用もあります。正常な細胞を痛める事はないので、副作用は殆どありません。ビタミンCの性質上、点滴中に喉が渇き易かったり、点滴の初めに多少、血管痛を起こす事がある程度です。

ビタミンC 25~75gを1~2時間かけて点滴で血中に注入します。病状が安定するまでは週2回程度のペースで点滴を行います。 

がん治療では周知されてきたビタミンC点滴ですが、実は美容効果もかなり高いんです。がんをやっつけるメカニズムって、よく考えたらアンチエイジング効果と同じなんですよね。よく知られている通り、ビタミンCには美肌効果もありますし、メラニンの生成を抑制する美白効果やニキビ予防や身体の疲れもとってくれます。

詳細は当クリニックへお問い合わせ下さい。 

看護師 上川合 史子

2017.04.05更新

桜も満開になり、春の日差しを感じる様になりました。外で過ごす時間も自然に増えるこの季節ですが、気になるのはやっぱり紫外線ですね。4月の紫外線量は、9月の残暑の時期と同じ位と言われています。お花見や、散策、バーベキューなど外で過ごす時間が増える為、勿論対策は万全にする事が大切です。しかし、完全に紫外線をブロックする事は出来ませんし、少し油断して想像以上に日焼けをしてしまう事もあります。そんな時におススメなのが、注射や点滴による応急処置です。紫外線のダメージケアには、48時間以内に行う事がベストと言われています。今日は、そんな時におススメの注射と点滴をご紹介します。

夏

~ 所要時間 初回 約30分  2回目以降 約15分 ~

 
スーパーにんにく注射(疲労回復、肝機能改善、美肌効果、不眠改善など)
1回 2,900円(税込)
☆セット価格☆  17,400円 → 6回セット 14,500円(税込)

 デトックス注射(新陳代謝の促進、疲労回復、有害物質の排泄、湿疹など)
1回 4,100円(税込)
☆セット価格☆  24,600円 → 6回セット 20,500円(税込)

 美肌注射(新陳代謝の促進、美肌、シミ対策、ビタミンB・ビタミンⅭの補給)
1回 3,700円(税込)
☆セット価格☆  22,200円 → 6回セット 18,500円(税込)

 スーパー美肌注射(上記美肌注射+更年期障害、肝機能障害、不眠改善など)
1回 4,700円(税込)
☆セット価格☆  28,200円 → 6回セット 23,500円(税込)

 プラセンタ注射(肌質の改善、更年期障害、生理痛、肩こり、花粉症、冷え性など)
1回 3,000円(税込)
☆セット価格☆  18,000円 → 6回セット 15,000円(税込)

 プラセンタカクテル点滴 (プラセンタが4本入ったカクテル点滴) 
7,000円(税込)

 

~ 所要時間 初回 約60分 ~

 
高濃度ビタミンⅭ点滴 (高配合されたビタミンCにより肌の集中ケア)
25g 15,000円(税込)
☆キャンペーン中☆  50g 20,000円(税込)

初めて高濃度ビタミンC点滴をされるには、G6PD検査が必要となり、別途費用が掛かります

2017.01.30更新

1月25、26日と、東京ビックサイトで開催された「統合医療展2017」に出展致しました。ご来場された方々に、当院の取り組みである細胞(膜)栄養療法や毛髪検査について、お伝えさせて頂きました。統合医療展の出展は6回目となりますが、最近では日本国内だけでなく、海外からも注目が集まっていると感じます。出展されている他の企業の方々とも様々な情報交換ができたので、患者様の治療に役立てていきたい所存です。
統合医療展2017 統合医療展

何かご質問などがありましたら、お気軽にご相談ください。

梶川瑛子

2017.01.18更新

著書【ナチュラルクリニック代々木院長‥野本裕子先生】、監修【当院会長‥神津健一医学博士】

野本裕子先生

~世界でいちばん安全で確実な予防・改善法~

 薬で治らなくても、大豆に含まれるレシチンが神経伝達物質(アセチルコリン)をつくり、認知症を劇的に改善していきます。抗認知症薬に頼らず、「認知症が治っている」人たちが現実にいるのです。そのことを一人でも多くの人たちにお伝えしたい……そんな医師の情熱から、この本は生まれました。

定価:本体1,300円+税
発行者…三浦信夫
発行所…株式会社素朴社
〒164-0013 東京都中野区弥生町2-8-15VIAXビル4F
電話:03-6276-8301 FAX:03-6276-8385
http://www.sobokusha.jp

第1章 認知症の原因と種類
認知症

 

・ 認知症患者の増大…厚生労働省の「新オレンジプラン」とは
・ 自然な老化現象と認知症
・ 認知症はどのように進行するか
・ おもな認知症のタイプ
・ 若年性認知症
・ 軽度認知障害(MCI)
・ 認知症患者の神経組織はどうなっているか
・ 高齢者の脳と認知症
・ 記憶の仕組み
・ タバコが脳を老化させる
・ 「飲み過ぎ」も要注意
・ 砂糖の摂りすぎは認知症になりやすい
・ 降圧剤の功罪
・ 病気の原因は栄養が足らないこと

 

第2章 認知症予防のための生活習慣
認知症予防

・ 適度な運動が認知症の予防になる
・ ストレスの功罪
・ 歯の健康を保つ
・ 認知症を予防する入浴とオシャレ
・ 笑いが認知症を予防する
・ 性的関心は生涯学習の1つである
・ 生きがいとしての性
・ 健康を保つセックス10カ条

 

第3章 認知症予防に効果的な食生活
効果的な食生活

・ 認知症予防と改善のための食生活
・ 脳を元気にする食事
・ 大豆製品・乳製品・小麦製品の注意点
・ お勧めしたい朝食のかたち
・ お勧めしたい昼食のかたち
・ お勧めしたい夕食のかたち
・ 伝統的な純和食を見直そう
・ 栄養アップのためのサラダ
・ いつもの献立にひと工夫で栄養アップ
・ 正しい食事のために知っておきたい油のこと

 

第4章 進行を遅らせるだけの抗認知症薬

・ クスリで体のバランスが崩れる
・ 抗認知症薬は進行を遅らせるが改善・回復は期待できない
・ クスリと副作用
・ 抗認知症薬のしくみはどうなっているか
・ 薬剤を投与すると健常細胞は拒否するか逃避する

 

第5章 K・リゾレシチンがなぜ認知症に有効なのか

・ リン脂質(レシチン)は身体に必須の栄養素
・ レシチンの量が生死を分ける
・ 認知症とレシチン
・ 食品に含まれているレシチン
・ K・リゾレシチンの開発
・ マウスを使ったK・リゾレシチンの実験

 

第6章 糖鎖の驚くべきはたらき

糖鎖

・ 糖鎖は細胞膜のアンテナ
・ 糖鎖が正常に機能すれば病気にならない
・ 現代人に不足している糖鎖
・ 8種類の糖鎖とその原料
・ K・リゾレシチンと糖鎖の相乗効果
・ PRA毛髪分析で認知症の治療法がわかる
・ 「K・リゾレシチン」に関するQ&A

 

第7章 医師も驚いたクスリに頼らない認知症改善例

認知症

・ <改善報告例 1 >あの人、誰だっけ?
・ <改善報告例 2 >上海に住んでいる母が認知症に
・ <改善報告例 3 >認知症が劇的に改善
・ <改善報告例 4 >母の認知症と自分の初老性うつ病に直面して
・ <改善報告例 5 >連日徘徊していた母が蘇る!
・ <改善報告例 6 >アルツハイマーが治るなんて信じられなかった
・ <改善報告例 7 >パーキンソン病とアルツハイマーの母を抱えて
・ <改善報告例 8 >介護施設の協力を得て行った栄養療法
・ <改善報告例 9 >重症だった義母が別人のように明るく穏やかに
・ <改善報告例10>驚きとしか言いようのない回復ぶり
・ <改善報告例11>アルツハイマーの夫がこんなに蘇生するとは
・ <改善報告例12>93歳の主人が示した認知症改善の事実
・ <改善報告例13>高血圧症と認知症から回復
・ <改善報告例14>栄養療法でアルツハイマー型認知症を克服し、爽快な日々
・ <改善報告例15>認知症・うつ病からの蘇生

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