クリニックニュース

2017.03.29更新

 鎌倉野菜を買いに念願の「鎌倉市農協連即売所」通称「レンバイ」へ行ってきました!鎌倉野菜を皆さんはご存知でしょうか。地域の特産野菜の中では「京野菜」や「加賀野菜」が有名ですが、これらは伝統野菜として、古くからその土地で栽培されて来た野菜の中から認定されたものです。京野菜では「聖護院だいこん」や「賀茂ナス」「九条ネギ」が有名ですね。

鎌倉野菜

  ~鎌倉野菜とは

近年、雑誌やテレビで話題になっている鎌倉野菜ですが、その名の通り、鎌倉近郊の農家で作られている野菜のことです。京野菜の様に鎌倉の伝統野菜では無く、野菜の種類は問いません。しかし、海と山とが隣接した立地により、ミネラル成分を多量に含む豊かな土壌をもっています。そのため味が濃く、香り豊かな野菜本来の力強さが特徴です。しかも、無農薬や減農薬栽培される個人農家が多く、大型店に流通し難いために地元で販売される事が殆どです。この味を求めて、東京や各地から新鮮な野菜を求め買い付けに行くシェフも居るほどです。
バラエティー豊富な野菜

バラエティー豊富な野菜

 個人の農家が多い為、一つの畑で沢山の種類の野菜を育てる事から、「七色畑」と呼ばれています。ハーブや西洋野菜なども多くカラフルで初めて見るような野菜も数多く栽培されています。春から夏に掛けて、もっと色々な野菜が登場するので鎌倉に行った時には、「鎌倉市農協連即売所」へお立ち寄りください。個人農家の方との対面式販売なので、野菜の説明を聞いたり、調理方法も教えてくれます。野菜嫌いな方も、きっとお気に入りの野菜が見つかるでしょう。
作ってみました

 作ってみました

 紫色の水菜は、普通の水菜よりアントシアニンの量が10倍以上多く、しかも加熱しても色落ちしない為、お鍋などに入れても綺麗ですね。でもやっぱり、生野菜で野菜本来の味を楽しみたいという事で、スタッフが作ってみました。左がバーニャカウダ。右がサラダです。どの野菜もシャキシャキで甘く、野菜それぞれの味を楽しむ事が出来ました。
☆齋藤奈々☆

2017.03.13更新

もうすぐ春分の日です
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉のように、少しずつ寒さは和らぎ、過ごしやすい季節になってきましたね。今年の春分の日は3月20日です。その年によって異なりますが、通例として3月20日か21日が春分の日とされ、「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」という意味が込められています。
今回はそんな春分の日ついてのお話です♪

春分の日は昼と夜が同じ時間!?
今まで春分の日は、昼と夜の長さが同じと言われていましたが、実際の長さはお昼の方が少し長いのです!そして春分の日から夏至までだんだんと昼が長くなり、夜が短くなっていきます。桜の開花情報が聞かれるのもこの頃ですね☆

花粉

どうしてお彼岸にはお墓参りの風習があるの?
春分の日を境に前後3日間を「春の彼岸」と定められ、ご先祖様のお墓参りに行く風習があります。また春分の日は、「彼岸の中日」とも言われ、仏教ではご先祖様がいる極楽を「彼岸」、私たちがいる世界を「此岸(しがん)」と言い、彼岸は西に、此岸は東に位置するとされています。このため春分の日と秋分の日は太陽が真東から昇り、真西に沈むので彼岸と此岸が最も距離が近くなり、思いが通じやすい日になると考えられ、ご先祖様を供養するようになりました。また春分の頃には豊作を願い、秋分の頃には収穫を感謝するという自然信仰と仏教の教えとが結びつき、千年以上にわたって日本人の生活の中に、お彼岸が定着しているのですね。

春分の日のお供え物はぼた餅?おはぎ?
春のお彼岸にはぼた餅を、秋のお彼岸にはおはぎをお供えします。ところで、ぼた餅とおはぎの違いは何かわかりますか?実は日本でお彼岸に供え物として作られる「ぼたもち」と「おはぎ」は基本的には同じ物なんです。違うのは食べる時期だけ。呼び名の違いは、彼岸の頃に咲く牡丹(春)と萩(秋)に由来しています。ぼたもちは漢字で「牡丹餅」と書き、春のお彼岸に食べる物。あずきの粒をその季節に咲く牡丹に見立てた物なのです。一方、おはぎは漢字で「お萩」と書き、秋のお彼岸に食べる物。あずきの粒をその季節に咲く萩にに見立てた物なのです。

古来よりおはぎに使われている小豆の赤色には災厄から身を守る効果があると言いわれることから、邪気を払うという信仰が先祖の供養と結びついてお彼岸にぼた餅・おはぎという習慣が始まったとされているようです。この習慣は江戸時代の頃に庶民たちがはじめ、そのまま日本全国に広まったそうです。

いかがでした?普段何気なく、祝日だと「休みだ!」と思って終わりがちですが、その日の意味を知り過ごす事で有意義な一日になるのではないでしょうか?

 

2017.03.06更新

花粉シーズン到来です。街中でもインフルエンザ予防に装着していたマスクから、花粉症対策用のマスクへと用途が替わってきました。花粉症の症状が重い人は、止まらないくしゃみ・鼻水と我慢できない程の猛烈な目の痒みに襲われます。症状に耐えられずに、つい薬を飲みたくなりますが、色々な薬があり迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

花粉

花粉症の薬として処方される主な薬は大きく分けて「抗ヒスタミン薬」、「メディエーター遊離抑制薬」、「ステロイド剤」、「抗ロイコトリエン薬」、「血管収縮薬」の5つに大別できます。即効性があり効果も期待できる一方、強い眠気と口の渇きや排尿が困難になるなどの副作用があるものや、眠気を抑えたタイプですが効果が薄い薬など様々です。しかし、どんなタイプの薬を飲用するとしても常に副作用のリスクを考慮しなくてはなりません。薬を飲む事を躊躇する人、子供には薬を飲ませたくない人なども多くいらっしゃると思います。では、薬を使わずに少しでも花粉症を軽減させる方法はないものでしょうか。

くすり箱

花粉症状が起こる仕組みは、体内に入った花粉という抗原に対して「IgE抗体」を作り抗原から身体を守ろうとします。しかし、もともとアレルギー体質の方は、過敏に反応し易く「IgE抗体」が作られ易いため結果としてアレルギー症状が強くなるのです。アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、気管支喘息を併発される方も多いとされています。


では花粉症の原因アレルギー体質はどうして起こるのでしょう

両親が2人ともアレルギーを持っている場合約50%、片方の場合30%の確率で遺伝すると言われています。また、両親共にアレルギーを持っていなくても、祖父母にアレルギーを持っている人が居れば、遺伝する可能性があると言われています。遺伝によるアレルギーを防ぐことは現状では難しいのですが、症状を悪化させない取り組みが必要でしょう。
 

その他、過度なストレスや加齢、生活習慣の悪化による自律神経やホルモンバランスの乱れは、交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズに行えなくします。2つの自律神経の働きは副交感神経が消化を促進し、交感神経が消化を抑制する働きを担っています。このバランスが崩れることで胃腸の働きが上手に働かず、腸内環境の悪化を招いてしまいます。腸では多くの免役が作られている為、腸内環境の悪化は免役機能の低下に繋がります。すると免役システムのバランスが崩れ花粉を異物と誤認してしまう事から、免役機能が過剰に働き花粉症の症状を引き起こしてしまうのです。腸内環境を整える為には、暴飲暴食は控え、よく咀嚼し食物繊維(根菜類、茸類)を多く含む食品や植物性の乳酸菌を含む発酵食品(麹・納豆・甘酒)を食べると良いでしょう。
善玉菌


その他、全身の血液を巡り、体を細菌やウィルスなどの異物から守ってくれる「白血球」はリンパ球・顆粒球という免疫細胞を持っていますが、交感神経が優位になると顆粒球が増え、副交感神経が優位になると「抗体抗原反応」という免疫力を発揮するリンパ球が増えます。顆粒球である好中球は活性酸素を発生させて異物を攻撃しますが、増えすぎると活性酸素の発生が過多となり、アレルギー症状を含め様々な不定愁訴の要因となります。交感神経を優位にする為にストレスを軽減させ、活性酸素を減らすには抗酸化作用が期待できる食材、ビタミンA(緑黄色野菜)・C(柑橘類)・E(ゴマ、アボカド、ナッツ)を摂ると良いでしょう。更に、野菜の色・香り・苦み等に含まれるファイトケミカル(ポリフェノール‥ブドウ、トマト‥リコピン、大豆‥レシチン等)も活性酸素除去に有効です。香味野菜(ネギ、シソ、ミョウガ)に多く含まれる為、食事に摂り入れましょう。

 
最後に油です。紅花由やサラダ油、大豆油、ゴマ油に多く含まれるリノール酸(オメガ6)は体内でアラキドン酸に変化しますが、このアラキドン酸はアレルギーを促進させるホルモン物質つくります。日本人のリノール酸の摂取量は必要量の約6倍ともいわれていますがリノール酸は体内で作られない「必須脂肪酸」であり、体に良いと思われる方も多いのではないでしょうか。しかし、リノール酸の油はアレルギー症状を促進させる他、動脈硬化や心不全、脳血栓などアレルギー以外の症状の要因ともなります。オメガ3とオメガ6の理想的な摂取比率は1:4と言われ、リノール酸(オメガ6)は通常の食事で十分に補完出来るため摂取は控える位が良いでしょう。逆に、αリノレン酸(オメガ3)は抗炎症作用があり症状を緩和してくれるため、積極的に摂取したい油です。しかし加熱に弱い為ドレッシングや自家製マヨネーズなどに使用し、加熱時に使用する油はオレイン酸(オメガ9)であるオリーブオイルを代用しましょう。しかし加工食品や調味料にも多く使用され、無意識に摂取しています。お惣菜の揚げ物や加工食品(スナック菓子、カップラーメン、マヨネーズ)に使用される油の殆どがリノール酸です。これらの摂取には注意し、αリノレン酸(オメガ3)を多く含む魚(鮭、マグロ、アジ、イワシ)や亜麻仁油、えごま油を積極的に摂取すると良いでしょう。

 オメガ3
 

花粉症に良い食品、これを食べれば花粉症が良くなる!という食品を色々耳にしますが、残念ながらその様な食品はありません。花粉症を軽減させる為には、栄養バランスの摂れた食事を心掛けることが重要です。現在の日本の西洋化した食事ではなく、一汁三菜の昔ながらの和食が、花粉症をはじめとしたアレルギー体質を含め様々な現代病の改善に必要な食事と言えるでしょう。食物繊維を多く含む「発芽玄米」を主食とし、メインには「魚中心のおかず」、付け合わせや汁ものに乳酸菌を含む「ぬか漬け」や「味噌汁」。小鉢には食物繊維を多く含む「根菜の煮物」や、ビタミン類を多く含む「野菜のお浸し」。これらの食事は腸内環境を整えると共にビタミン・ミネラルなどの栄養のバランスも良く、心も身体も健康に保つ事が出来ます。その結果、花粉症を含むアレルギー体質など、体の不調を改善してくれるのです。私達の身体は食事から成り立っています。アレルギーがある方も未だ無い方も花粉症をきっかけに、ご自身の食生活を一度見直してみるのも良いですね。

笑顔 男子
                                                     ☆齋藤奈々☆

 

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