クリニックニュース

2026.05.10更新

他の国、他の民族と比べて、日本人は近視人口が多いと言われています。近視の原因は、親からの遺伝や生まれつきの要素が大きい遺伝的要因が10%、残りの90%は、目の使い方や照明の明るさ、栄養バランスなど、生活習慣が原因と言われています。

【視力の低下を招く習慣】

①スマートフォンやパソコン、タブレットの長時間利用(ブルーライトの影響)
スマートフォンやパソコン、タブレットの液晶画面からは「ブルーライト」という光が発せられています。ブルーライトを長時間浴びることにより、目はダメージを受け、視力低下の原因となります。
⇒ブルーライトをカットする眼鏡や液晶画面に貼るフィルターを利用しましょう。


②スマートフォンやパソコン、テレビなど、長時間近い場所を見続ける
 長時間、同じ場所を見続けていると、目の毛様体筋が緊張したまま、水晶体が厚くなったままの状態となり、ピントを合わせることができず、遠くが見えずらくなります。
⇒1時間に30秒程度、遠くを見て目を休める習慣をつけましょう。外の景色に限らず、室内の5メートル先でも十分です。

 子供達の視力低下の原因として、スマートフォンの普及によるものとする説が有力です。成長段階の子供の視力は、目を酷使することで年齢が低いほど低下しやすく、視力が正常に発達しないこともあります。スマートフォンなどの小さな画面は、眼球の動く範囲を狭め、視力の発達を妨げる原因にもなります。

③姿勢が悪い
 日本人に多い猫背は、視力低下の原因の一つです。姿勢が悪いと、見ているものと目の距離が近くなり、毛様体筋が緊張し続けた状態となります。左右どちらかの目に偏らず、均等に見ることが大切です。寝転がってテレビを見たり、本を読むのも視力低下の原因となります。
  <ものを見る適切な距離>  ・スマートフォン⇒30㎝以上
                ・本を読むとき/字を書くとき⇒30㎝以上
                ・パソコンやテレビ⇒画面の高さの3倍以上 


④眼鏡やコンタクトレンズが合っていない
度数が合っていない眼鏡やコンタクトレンズは、目に大きなストレスをかけ、目が疲れてしまうばかりか、眼精疲労が悪化して、頭痛や肩凝りを引き起こします。また姿勢が悪くなる原因にもなります。またカラ―コンタクトレンズは、酸素を通す能力が低いケースがあるので、目に負担をかけます。
⇒自分の目に合った度数の眼鏡やコンタクトレンズを使いましょう。

⑤部屋が暗い
 夜寝るときに布団の中で、電気を消した状態でスマートフォンを見ることは、明暗の差が激しくなり、目の虹彩筋が常に瞳孔を開閉して、明暗の調節を行わなければならない状態となります。これは急激な視力低下の要因となります。またブルーライトの影響で睡眠障害を引き起こす場合もあります。また暗い部屋で読書をしたり、テレビを観るのも控えましょう。⇒就寝前の1時間前からはスマートフォンやパソコン、タブレットの使用は控えましょう。また、部屋はモニターよりも少し明るくして、明暗の差が余り出ないようにするとよいでしょう。

⑥精神的原因(ストレス)
 「ものが見える」ように目の筋肉を調節しているのは、目と脳をつなぐ自律神経です。そのため、ストレスを受けて自律神経が乱れると、ものが良く見えなくなるなどの視力にも影響が出ます。自律神経は血流全体もコントロールしています。自律神経の乱れによって目の周囲に十分な酸素や栄養が届けられなくなると、目の機能が低下し、視力が落ちてしまいます。子供に多い「心因性視力障害」は家庭や学校、塾通いなどで何かしらストレスを抱えていると、目には異常がないのに見えずらいといった症状が現れる場合があります。これは眼鏡では矯正できないので、ストレスの原因を取り除くことで視力の回復を促します。

⑦偏った食生活、運動不足
 食生活の乱れが健康に良くないことは言うまでもありませんが、目にも悪影響を与え、視力低下の原因となります。目に必要な栄養素は、ビタミンB1、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、アントシアニン、亜鉛、DHA、βカロテン、ルテインなどがあります。特定の栄養を大量に摂取するのではなく、バランス良く栄養を摂取しましょう。またKリゾレシチンは、食事やサプリメントで摂取した栄養素を細胞内に吸収させます。併せて摂取すると賢明です。また、有酸素運動の習慣を採り入れて血流を促すと、疲れ目やドライアイに効果的です。簡単にできるウォーキングを1日20分程度、気持ちよく感じられるペースで続けると、ストレス解消にも繋がり一石二鳥です。

ナチュラルクリニック代々木   ※クリニックニュース Vol.36 掲載記事

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