クリニックニュース

2019.09.06更新

年々、認知症患者数は増えていますが、これから高齢化が益々進み、さらにその人数は増えていくと言われています。

 

では認知症予防として、今からできることは何でしょうか。

それは毎日の食事を気を付けることです!

 

 

 

①和食中心の食事にしよう

ユネスコ無形文化遺産にも登録された「和食」は、世界的にも注目されています。注目をされたのはそれだけ「和食」は健康に良いと認識されているからなのです。

「一汁三菜」と聞いたことがあるように、和食は主食・主菜・副菜と揃い栄養バランスが良い点が分かりますね。また、汁物があるので満腹感を感じ易く、食べ過ぎの防止にもなります。

 和食独特の文化として、お刺身や生卵、馬刺しなど、生のままで食べることも食材の栄養素を壊さずに摂取できる良い点です。

一汁三菜  

      生食

 

 

②塩分を摂り過ぎないように

これは認知症だけでなく様々な疾患リスクに言えますが、塩分過多の食事は高血圧のリスクを高めます。高血圧は認知症の危険因子のひとつとなり、注意すべき点です。

塩分の摂り過ぎにならない様に、調理の際に出汁をしっかり取るとその後の味付けは薄くてもちょうど良いくらいになります。昆布・かつおぶし・干ししいたけなどを活用しましょう!

出汁

 

③糖分を控える

糖質過多の食事は血糖のコントロールが難しくなり、血糖値の乱れはアルツハイマー型認知症の発症リスクを高めます。

また糖尿病の方は認知症になり易く、更には認知症を発症すると糖尿病の悪化にも繋がると言われています。高血糖や低血糖にならない様に、食事で血糖値をコントロールする必要があります。主食である白米をはじめとするパン・麺類などの精製された炭水化物には、糖質が多く含まれ血糖値を急激に上昇させます。血糖の乱れに繋がる甘い物や精製された炭水化物の摂取には注意が必要です。食事の際には、汁物・サラダ→おかず→主食と食べる順番に気を付け、バランス良く食べると血糖値の上昇も穏やかになります。ラーメンや丼ぶり飯などの「主食だけ」の食事にならない様にしましょう。可能であれば白米だけでなく、黒米や発芽玄米などを白米に混ぜた物がお勧めです。

 順番

④「まごわやさしい」を心掛けて

まごわやさしい

 「まごわやさしい」は日本「伝統」のメリットを栄養学的に凝縮した「健康食材の詰め合わせ」のようなものです。エネルギー源となる炭水化物や体をつくるたんぱく質、体の調子を整えるビタミン・ミネラルなどが豊富な食材なのです。生活習慣病の予防・コレステロールの低下・老化予防・免役力アップ・体調を整えるなど様々な健康づくりに役立つ食材ですので、普段の食事から積極的に摂取しましょう。

 

 

いかがでしたか?

コンビニやファーストフードなど、現代では手軽に簡単に便利に食事をすませることができるようになった反面、偏った栄養バランスに陥り易くなっています。小さなことですが、日々の食事をちょっとだけ意識することで、健康な毎日を過ごす大切な一歩となります。

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