「ヌースな暮らし、ゆったり時間-2026年秋号」に掲載されました。

2026.04.16更新
4月に入り急に暖かくなってきましたね。
皆様、お元気にお過ごしでしょうか?
火曜日内科担当の渡邉です。
今回はクイズ形式でお話ししたいと思います。
症状は
・午前中は比較的元気なのに午後になるとなんだか調子が悪い。
・体がだるい。横になりたい。
・いらいら、うつうつ、気分が不安定。
・変な汗をかく。
・軽い動悸がする。
・異常な眠さ。
・栄養ドリンクや甘いもの、タバコ、コーヒーなどが異常に欲しくなり、摂取が常習化している。
何かの病気?
自律神経障害?
更年期障害?
慢性疲労症候群?
不眠?
ストレス?
メンタル的な病気?
年のせい??
・・・と、色々と思いを巡らすも原因がわからず不安になる。
色々なサプリメントや漢方薬を試しても改善しない。
病院で検査をしても大きな異常は見つからない。
以上のような症状を感じていらっしゃる方は一度調べて頂きたいことがあります。
この異常な状態は難しい病気ではありませんが、見過ごされやすく、当院にいらっしゃる多くの患者さんが同じような訴えをされる方が多いです。
当院では、毛髪検査(正式にはPRA:Psychogalvanic Reflex Analyser)という最近流行の量子力学的な検査を行っているのですが、沢山の方の毛髪を調べていると、程度の差はあれ、この異常な状態に陥っている方の割合が結構多いです。
それは何かというと
「低血糖」です。
え?低血糖?と思われるかもしれませんが、不調の原因に大きく関与している可能性があります。低血糖は採血や健康診断、人間ドックなどでは見つかりにくく、多くの方が低血糖とは知らずに体調不良に苦しんでいるケースが結構あるのです。
一般的に「低血糖」といえば
・長い時間食事をとらないでいるとなる状態
・糖尿病の患者さんが血糖値を下げる薬やインスリン注射によって生じる状態
そのように認識されている方が多いと思います。
しかし「反応性低血糖」というものがあり、糖尿病でもない若い方でもなりますし、食後ほどなくして起こります。
「反応性低血糖」による諸症状は、サプリメントや漢方薬などを摂取しただけでは改善しにくく、ポイントを抑えた対策を行えば、必ず改善します。
私も?と思われた方はお気軽にご相談ください。
投稿者:
2026.04.14更新
年齢 :60代
性別 :女
基礎疾患:間質性肺炎
通院歴 :2年
内服薬 :プレドニン3mg
主な症状:咳・痰・便秘
-来院経緯-
5年前に人間ドックに行くと、肺に影があったが、あまり気にしていなかった。
1年前から、風邪をひくと咳と痰が良く出ていたが、風邪症状だと思いそのままにしていた。
その後、風邪も治り少し経ったが、空咳が1か月ほど続き、違和感を感じた。
同時に、階段を昇ると息苦しがあった。
その後、病院へ行き「間質性肺炎」と診断される。
KL6が基準値を超える700だったため、ステロイドを内服することになった。
服薬は続けるものの、KL6が1500を超えたため入院した。
退院した後に、藁にも縋る思いで当院を受診。

-経過-
◆来院時
家族と一緒に来院。本人曰く、息苦しさは余り感じず、たまに咳や痰が出る位とのことであった。
毛髪検査を実施し、内臓、神経系、消化器系、痛みやストレス、栄養素の過不足などを測定した。
その結果から以下のサプリメントを補完。
・踏査栄養素(免疫を正常化し、肺の線維化の抑制に関与)
・抗炎症サプリメント(炎症系を抑制するため)
・腸内環境改善サプリメント(便秘症状が酷かったため)
・レシチン(リン脂質の補完で細胞膜の強化を図る)
◆~1年
他院にて検査入院を行いながら、当院では栄養療法を実施していたが、自己流でサプリメントの摂取を減らしたり、一時的に摂取してなかったりしていた。
3か月後にはKL6が1500を超え、ステロイドの処方が増えたため、再度サプリメントの量を調整し、しっかり継続して摂るように指導した。
来院9か月ほど後、以前と比較して階段を上っても息苦しさが軽減されていることに気づいた。
その頃からKL6の数値は徐々に下がり、ステロイドの量も減っていった。
◆来院1年~現在
現在はKL6が380で落ち着いた。「このままの状態ならば、ステロイドの内服は必要なくなるね。」と主治医に言われたと、笑顔で語られた。
今後も当院の栄養療法を実践しながら、経過を診ていく予定である。
投稿者:
2026.04.14更新
【増え続けている間質性肺炎】
歌手の美空ひばりさん、八代亜紀さん、作家の星新一さんなど、多くの命を奪った間質性肺炎。予後の悪い病気で、高齢化に伴って患者が増え続けています。罹患者の例では「ある時、咳が続き、階段を上る際に息切れするようになったが、急に症状が悪くなって病院を受診したところ、間質性肺炎の一種と診断されて入院した。その後、次第に症状が進行し、起き上がることも難しい状態になり、3年後に亡くなった…」これが良く診られる間質性肺炎のパターンです。では、間質性肺炎とはどんな病気でしょうか。
肺には小部屋のように分かれた約3億個の肺胞があり、酸素と二酸化炭素を交換しています。肺胞は空気の入った風船に例えられ、風船の内側と空気にあたる内部と上皮細胞が「実質」、風船のゴムの部分が「間質」と呼ばれています。いわゆる肺炎は、肺炎球菌などで実質部分に炎症が起きる病気で、肺胞内に膿や痰がたまって、肺の機能が低下する病気です。
一方、間質性肺炎は、間質部分が炎症や損傷によって、線維化したり、分厚くなったりする病気です。線維化とは、間質部分に筋が入って硬くなることで、風船のゴムが硬くなって膨らみにくくなるような状態なので、とても息苦しくなります。間質性肺炎といっても、様々な種類があります。抗がん剤などの薬が誘発したり、自己免疫疾患である「膠原病」がもとになったり、原因によっては数十種類、細かく分けると200種類にもなります。炎症を伴わないものもあるため「間質性肺疾患」とも呼ばれています。間質性肺炎は完治が難しい病気で、期待できる治療法は、現代の医療では確立されていませんが、糖鎖栄養素の補完で、改善した例が数多くありました。

【間質性肺炎に朗報】
2024年「リポソーム化糖混合物」が間質性肺炎の改善を促す可能性を示唆する研究結果(マウス実験)が、第76回日本生物工学会大会で発表されました。間質性肺炎のマウスに、糖混合物(8種類の単糖=糖鎖栄養素)やリポソーム化糖混合物を摂取させたところ、肺の繊維化が改善された結果を発表しました。特にリポソーム化糖混合物については、健常時に近いまでの改善が見られました。間質性肺炎の繊維化には、白血球の一種であるマクロファージ(免疫細胞)が深く関与しており、マクロファージには体内に侵入した異物を攻撃するM1と、炎症を鎮めて組織を修復するM2の2種類があり、両方がバランスよく働くことで免疫系の役割を果たします。ところが何らかの理由で、M2が過剰となり、組織修復のためにコラーゲンやたんぱく質が産生されすぎると、それらが沈着して間質が繊維化し、間質性肺炎に至るのです。この研究結果から、リポソーム化した糖混合物が、マウス体内に取り込まれて糖鎖を形成し、過剰に働くM2を鎮めてM1に移行し、M1とM2のバランスを調整したと考えられます。
当院でも間質性肺炎の治療には、リポソーム糖鎖栄養素を積極的に活用しています。糖鎖栄養素の補完は、免疫系に作用するだけでなく、細胞間の情報ネットワークの基盤となる「糖鎖」を構成する重要な栄養素のため、発達障害、認知症、糖尿病、不妊、癌など、様々な疾患に有効だと考えています。また細胞膜を構成するリン脂質(PC、PS、PI、PE)の補完を一緒に行うことで、細胞膜の機能がアップし、細胞そのものが活性して治癒力の向上に繋がります。
【医師のコメント(渡邉)】
私にとって間質性肺炎は思い入れの強い病気です。都内大学病院で初期研修をしたのですが、難しい症例が集まってくるせいか、多くの患者さんの最後の場面に立ち会いました。中でも間質性肺炎の患者さんを担当させて頂いた機会が多く、その際はただただ寄り添うことしかできず悔しかったことを思い出します。
間質性肺炎は、息苦しかったり咳がでたりと徐々に進行する難病です。突然、死に至るような病気ではありませんが、徐々に肺の壁が炎症で壊れたり、治ったりを繰り返しながら線維化(カサブタのように固くなる)していく病気です。そこで、炎症による肺の破壊を極力抑えるためにステロイド薬や免疫抑制剤、抗線維化薬を使用するのですが、進行を遅らせることがメインで、残念ながら完治することが難しいのが実情です。更に仕方ないのですが、治療薬の副作用により、炎症を抑える代償に免疫力が落ちて感染症になりやすくなりますし、特にステロイド薬は鬱々したり気持ちが不安定になることや、過食や薬剤による糖尿病になると、インスリン注射が必要になるケースもあり、糖尿病内科になった今も、間質性肺炎の患者さんに寄り添う場面が多々あります。また、私は症状緩和に漢方治療を併用するのですが、間質性肺炎の患者さんには漢方は使いにくく、息苦しい、咳がひどい、だるい、食欲が出ないという訴えを前に、何もできずに傾聴することしかできない場面を多く経験してきました。
そんな経緯から「糖鎖栄養素」というものがあって、間質性肺炎に一定の効果をもたらす可能性があると聞いても最初は「ホントに?」とあまり信じられませんでした。多くの先生方もそう感じられると思います。最近、講演会で京都大学の先生のお話を聞く機会があったのですが、動物実験レベルでは、より吸収率を高めた「リポソーム型糖鎖栄養素」が一定の効果を得られています。ナチュラルクリニック代々木では、栄養療法の一環として取り扱っており、間質性肺炎が改善した症例は、複数例経験しております。もちろん効果に個人差はありますが、検査数値が改善したり、呼吸が楽になったり、酸素ボンベが不要になった方もいらっしゃいます。症例や体験談をこれからまとめていこうと思っています。
「糖鎖栄養素」は糖質の一種ですが、血糖値に悪影響は少なく、食品に近いサプリメントですので、従来の標準治療法を続けながら、上乗せするかたちで試すことができます。間質性肺炎に特効薬がない現状で「効果があるかもしれない。」「栄養素なので悪さをすることはなく、細胞の活性にも繋がる。」「症状が改善すれば減薬にも繋がり、薬による副作用も減らすことができる。」などの可能性があるのであれば、それは1つの希望になるのではないか?と感じています。もし少しでも興味を持たれた方は、積極的にお問い合わせいただければ幸いです。
投稿者:
2026.02.17更新
2025年春より火曜日終日担当している
渡邉と申します。
ナチュラルクリニック代々木の院長先生は、精神科を担当しておりますが
私の専門は内科になります。
普段は大きな病院に勤めており
代謝内分泌内科(特に糖尿病や甲状腺疾患)を20年
漢方治療を10年くらい経験しております。
以前の私はド専門外来が中心でしたので、沢山の薬やインスリン注射、入院を必要する糖尿病患者さんばかりを診察しておりました。
その後、漢方治療を始めるようになり、様々な患者さんに接するようになりました。冷え症、膝や腰が痛い、妊活や更年期障害、不登校、自律神経障害、強い倦怠感、ストレスが多い、なんとなく体調が悪い、元気になりたい、美しくなりたい。。。などなど
様々なニーズに少しでも答えられるように、一般的な西洋医学的なアプローチだけでなく、栄養療法、漢方、サプリメント、量子医学的アプローチ、減薬などを意識して診療するよう心がけております。
少しでも興味をお持ちになられた方は、お気軽にご相談ください。
お待ちしております!
また、ホームページでは
難しい医学知識の羅列はなるべく避けて
当クリニックの雰囲気が伝わるような情報発信をしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
火曜日担当医師 内科 渡邉
投稿者:
2025.10.28更新
通院された患者さんから体験談を頂きました。
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私は小学校のころからお腹が弱く、日常的にお腹を壊していました。
どこかに出かける時も、何度もトイレに行きたくなるので、電車は一駅ずつ降りなければならず、車での移動も、途中で何度も停めてもらって、トイレに行かなければなりませんでした。
ショッピングモールに行く時は、まずは「トイレの位置の確認」これは必須でした。
私のこの体調は仕方のないこと、体質なんだと思って30年以上も付き合ってきました。
ナチュラルクリニック代々木に通い始めて、食事のアドバイスを受けて、サプリメントを取り始めてからは驚くほど体調が良くなり、2か月後には、電車でも車でもどこへでも気楽に出かけられるようになりました。
お腹を壊していた時は、気持ちも落ち込むことが多かったのですが、腸内環境が良くなってからは、気持ちもどんどん楽になってきました。
ナチュラルクリニック代々木でカウンセリングを受けて、食べ物がどんなに大切か気づかせて頂きました。
来年からしばらくの間、家族で海外に滞在しますが、安心して行くことができます。本当に有難うございました。

投稿者:
2025.07.28更新
年齢 :9歳
性別 :女
基礎疾患 :ADHD/発達障害
通院歴 :2年
内服薬 :特になし
主な症状 :不安感・集中力不足・音に敏感

来院当初:幼少期に発達の遅れが分かり、小学校は支援級に進む。来院時は、言葉の遅れがあり、文字がようやく書けるようになったとのこと。同じ動作を繰り返すことが多く、周りが話している言葉を理解するのが遅く、ゆっくりであった。
血液検査と毛髪検査を実施し、自律神経、エネルギー代謝、内臓機能、血糖値、腸内環境、栄養素の過不足(ビタミンやミネラル、脂質バランス等)のチェックを実施。その結果から、細胞膜栄養療法に則り、細胞膜の強化を図り、消化吸収能力の向上のために、不足している栄養素の補完や、食事の改善指導を行った。
-経過-
~来院3か月
腸内環境を悪化させていた食品の摂取を減らし、間食で多く食べていたスナック菓子を出来るだけ自然食品で摂るように指導した。
併せて、調味料も添加物の少ないものに一式変えた。また、脳機能の活性化や細胞間のコミュニケーションを円滑にする栄養素を中心に、サプリメントで補完を行った。
睡眠の質が以前より改善し、全体的な体の軽さを感じるようになる。以前はひもなどを使い、単純に遊ぶ程度だったが、積み木もできるようになった。
また、本の文字などを追うようになった。
来院6か月~12か月
集中力が以前よりも増し、睡眠の質もさらに改善したとのこと。
家で本を読む癖がつき、時計も理解するようになった。
また、サプリメントの摂取量を変えたことで、顕著に言葉の理解と発語が進むようになった。
サプリメントの摂取量は調整しながら、栄養補完の基本は、普段の食事から摂取することが中心となることを説明した。
来院1年半~
成長期のため、成長に必要な栄養素を意識しながら、治療で指導した食生活が習慣化してきた。
特に不足が目立つ栄養素に関してはサプリメントでも補完し、調整を加えた。
以前より会話がスムーズになり、学校では友人とコミュニケーションがとれるようになってきた。
バトミントンにも興味を持ち、積極的に練習をするようになった。
成長につれて、図を描くことや学校のパソコンの時間が好きということが分かった。
また、会話などで出てきた風景やキャラクターを描くのがとても上手で、空間認知に対しての能力の高さがみられ始め、家族は「彼女の良いところを伸ばしてあげたい。」と、本人の能力を活かせれる進路を探していくと明るくおっしゃっていた。
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